オイシックスとパルシステムの違いは?パル1年のわが家が比べた

この記事は2026年9月時点の情報です。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。

目次

結論:うちがオイシックスに乗り換えない理由は、受け取り方でした

オイシックスとパルシステムは、どちらもミールキットがある食材宅配です。うちはパルシステムを1年使っていて、オイシックスは使っていません。

乗り換えを考えて公式サイトを調べたところ、分かれ目は3つでした。比べているのは、パルシステムの通常の定期便と、オイシックスの定期宅配です。

  • 受け取り方:パルシステムは玄関前に置いていく。オイシックスは置き配も宅配ボックスもできない
  • 仕組み:パルシステムは生協で出資金がある。オイシックスは株式会社で、入会金も年会費もかからない
  • ミールキット:オイシックスは主菜と副菜がそろうものが中心。パルシステムは、うちの使い方だと主菜1品

留守中に受け取りたい家庭には、パルシステムが向きます。日時を決めて受け取れて、副菜付きのミールキットを選びたい家庭には、オイシックスが候補になります。

うちは受け取り方が決め手で、パルシステムのままにしています。

この記事は、夕飯を楽にする方法を7つの段に並べたうちの、2段目(食材宅配)と4段目(ミールキット)をどこで頼むかの話です。うちがどんな家庭で、ほかの段とどう組み合わせているかは、まとめ記事に書いています。

いちばん大きい違いは、受け取り方です

調べてみて、うちにとっていちばん大きかったのがここでした。

オイシックスは、置き配ができません

公式のよくある質問に、こう書いてあります。

Oisixでは、新鮮な食材をお届けするため、安全面を考慮し、宅配ボックスへのお届けならびに留置きによるお届けは承っておりません。 (Oisix公式FAQ)

受け取るには、家にいる日時を指定するか、不在票を見て再配達を頼むことになります。

パルシステムは、玄関前に保冷ボックスで置いていきます

うちで注文している妻はフリーランスで、在宅の日もあれば外出の日もあります。

パルシステムは玄関前に白い保冷ボックスを置いていってくれるので、配達の時間に家にいなくても、帰ってから回収すれば済みます。

不在になると分かっている週は、そもそも頼みません。

空の箱は、次の配達のときに回収してもらえます

「箱が家にたまるのでは」と思うかもしれませんが、そこは仕組みになっています。

配達のときはチャイムを鳴らしてくれます。家にいれば直接受け取れて、その場で箱を回収してもらえるので、家で箱を管理しなくて済みます。

家にいないときは、箱のまま玄関前に置いていってくれます。空になった箱は、翌週の配達の日に家の前に出しておけば、新しい荷物と引き換えに回収してくれます。

冷蔵と冷凍は、箱が分かれて届きます

冷蔵のものと冷凍のものは、別々の箱で届きます。どちらも発泡スチロールの箱で、冷蔵は保冷剤、冷凍はドライアイスが入っています。

冷凍で届いた馬刺しの真空パック。小さな1パックだけで冷凍の箱が1つ届いた
この日の冷凍はこの馬刺し1パックだけ。それでも冷凍の箱が1つ届きました

先日の配達では、卵とミールキットが冷蔵で1箱、妻が好きな冷凍の馬刺しが1パックだけで冷凍の1箱でした。頼む量が少ない週でも2箱届くので、中がスカスカで少しもったいない感じはあります。

置き配にも弱点はあります。1年で1回だけ、家にいたのに回収を忘れて、卵をだめにしました。

それでも、うちの生活だと「決まった時間に家にいる」と約束するほうが難しいので、置き配できるかどうかが決め手になりました。

逆に、日中に在宅していることが多い家庭や、玄関前に箱を置いておけない家庭では、日時を指定できるオイシックスのほうが合うと思います。

なお、パルシステムにも、お届け日時をその都度指定できる「指定便」という別のサービスがあります。対象地域が限られているので、条件は公式で確認してください。うちは使っていません。

生協と株式会社で、始め方が違います

パルシステムは生協で、オイシックスは株式会社(東証プライム上場)が運営しています。

項目パルシステムオイシックス
運営生協株式会社
始めるときのお金出資金(1,000円)入会金・年会費なし
やめたとき出資金は返ってくる―

出典はパルシステム公式FAQ(出資金)とOisix公式FAQ(入会金・年会費)です。

出資金は入会金ではなく、やめるときに返ってくるお金です。始めるときの負担として大きな差にはならないと思います。

注文の仕方は、オイシックスのほうが「選ばなくていい」寄りです

パルシステムを1年使っていて、うちの不満はひとつだけです。毎週、カタログから選ぶのが面倒なことです。ここはオイシックスの仕組みが気になりました。

オイシックスは、先に箱がセットされます

オイシックスの定期宅配(おいしっくすくらぶ)は、毎週木曜日の19時ごろに、定期ボックスが買い物かごにセットされるそうです。

締切日の朝10時までに、中身を変えたり、その週をキャンセルしたりできます(Oisix公式FAQ)。

何もしなければ、セットされた中身がそのまま届く仕組みです。ゼロから選ぶのではなく、要らないものを外す形なので、うちの「選ぶのが面倒」には効きそうに見えます。

パルシステムにも、自動で届くセットはあります

ただ、パルシステムにも、毎週自動で届く「3日分の時短ごはんセット」の定期お届けがあります。うちは単品のお料理セットを選んで頼んでいるので、選ぶ作業が残っているだけです。

選ぶ負担は、会社を替えなくても減らせる、というのが調べた結論でした。

手数料は、うちの注文額だとパルシステムのほうが安い

うちは週3,000〜4,000円くらいをパルシステムで頼んでいます。この金額で、1回あたりの手数料・送料を比べてみました(パルシステムは東京、オイシックスは定期会員で本州の場合)。

項目パルシステム(東京)オイシックス(定期会員・本州)
うちの注文額での1回あたり通常198円。キッズ特典を申請していれば0円600円
無料になるライン12,000円以上(税込)。キッズ特典なら3,000円以上6,500円以上(税抜)
頼まない週手数料がかかる締切までにキャンセルすれば、その回の送料はかからない

色が付いているところだけが、実際に差がある項目です。

出典はパルシステム手数料(2026年9月28日確認)とOisix公式FAQ(送料)(2026年9月25日確認)です。

基準の違いに注意してください。パルシステムの手数料は税込の利用金額で決まり、オイシックスの送料は税抜の注文金額で決まります。オイシックスの送料には、冷凍品の手数料や有料オプションは含めていません。

また、パルシステムは公式に「注文がない場合でも、パルシステム手数料が発生します」と書いています。頼まない週が多い家庭では、ここが効いてきます。

パルシステムのキッズ特典は、1歳から小学校入学前の子がいる家庭が申請すると、1回の利用金額が税込3,000円以上なら手数料が0円になる制度です(東京の場合)。未就学の子がいる家庭は、申請しているかどうかで比較が変わります。

加入5年以上なら1回8,000円(税込)以上で無料になる長期利用の優遇もあります。地域によって金額が違うので、子どもの年齢と住んでいる地域で確認してください。

ミールキットの中身が違います

どちらにもミールキットがありますが、中心にしているものが違います。

項目パルシステムオイシックス
中身主菜1品のセットが多い(うちの使い方)主菜と副菜の2品がそろうものが多い
価格の例1セット970〜1,274円(2〜3人分)下の2商品を参照
出典公式(2025年6月時点の価格例)公式プレスリリース

オイシックスの価格は、公式のプレスリリースに載っていた限定商品の例です。いまの相場ではなく、発表時点の値段として見てください。

  • 彩りタルタルのモスソイシーカツカレー:2人前1,727円、3人前2,549円(2023年の発表)
  • 香ばし焼き野菜と月見テリヤキバーグボウル:2人前1,998円、3人前3,003円(2026年の発表)

オイシックスは、このシリーズを「主菜と副菜の2品が20分で完成する」と説明しています。

今回挙げた例では、1回あたりはオイシックスのほうが高くなっています。ただ、人数も品数も販売時期も違うので、単純には比べられません。

うちは副菜や汁物を別に作っているので、副菜まで入っているキットなら、その手間ごと任せられることになります。

ミールキットの値段が、材料をそろえるのと比べて高いのかどうかは、パルシステムの3品で計算した記事があります。

お試しの条件

オイシックスには、初めての世帯が1回だけ頼めるお試しセットがあります。

内容と価格はキャンペーンの時期によって変わるので、いま申し込める条件はオイシックスの公式サイトで確認してください。

お試しは送料無料で、ほかの商品とは同梱できず、別の注文になると公式FAQにあります。パルシステムにもお試しがあるので、両方試してから決める方法もあります。

食品の基準は、書き方が違います

オイシックスは、原則として合成保存料・合成着色料を使わない、と公式FAQに書いています。

原則として合成保存料・合成着色料を使用せず、天然の調味料を使用し、素材本来の味を生かした食品を取り扱っております。 (Oisix公式FAQ)

加工食品には独自の基準を設けていて、放射性物質は2011年3月18日から自主検査している、ともあります。

パルシステムは、食品添加物を独自の基準で制限しているほか、遺伝子組換え作物やそれを主原料とした食品は、原則として取り扱わない方針だと公式に書いています(GMOについての説明)。

オイシックスの農薬や遺伝子組換えについての具体的な基準は、今回こちらでは公式ページを直接確認できませんでした。公式の安全基準のページで確認してください。

うちでは妻が添加物や産地を結構気にするので、気になる人は両社の公式ページで同じ項目を見比べてください。

パルシステムの基準の詳しい中身は、コープデリと比べた記事に出典つきでまとめています。

子育て世帯向けの仕組み

どちらにも子育て世帯向けの仕組みがありますが、対象の年齢が違います。

  • パルシステム:母子健康手帳の交付日から小学校入学前までの子どもがいる家庭が対象の「キッズ特典」。手数料が下がる(東京の場合・要申請)
  • オイシックス:0歳から3歳未満の子どもがいる家庭向けの「ベビー&キッズプラン」。出産・育児の場合は、定期宅配を最大2か月休止できる

うちは小1と年少なので、オイシックスのベビー&キッズプランの対象からは外れています。パルシステムのキッズ特典は、年少の子がいるので対象になります。

どちらを選んでも残る手間

どちらにしても、宅配で夕飯の支度が全部なくなるわけではありません。

パルシステムで、うちに残っている手間

  • 単品のお料理セットを頼んでいるので、毎週カタログから選ぶ
  • 頼まない週にも手数料がかかる
  • 玄関前の保冷ボックスを回収し忘れると、食材をだめにする

オイシックスで残りそうな手間(公式の仕組みから)

  • 受け取りの日時に家にいる必要がある。いなければ再配達を頼む
  • 毎週、定期ボックスが自動でセットされるので、要らない週は締切の朝10時までにキャンセルする

オイシックスの側は使っていないので、仕組みから考えた手間です。どちらも「選ぶ」「受け取る」のどこかに手間が残ります。どちらの手間なら自分の家で回せるかで選ぶのがいいと思います。

向いている家庭

条件パルシステムオイシックス
受け取り家にいないことが多い(置き配)日時を決めて家で受け取れる
注文額少なめの週が多いまとめて頼む週が多い
ミールキット主菜だけ任せて、副菜は自分で作る(うちが頼む単品のセットの場合)副菜まで任せたい
選ぶ手間自動で届くセット(主菜と副菜3日分)を使う先にセットされた箱から外す
注文を休む週少ない多い

うちは、受け取りと注文額の2つでパルシステムが合っていました。決め手になったのは受け取りです。置き配できるかどうかは、生活のリズムで決まるので、あとから工夫で埋めにくいと思います。

パルシステムの公式サイトを見る

オイシックスの公式サイトを見る

使っていない側について、書けることと書けないこと

サービス書けること書けないこと
パルシステム1年使った実感(受け取り・金額・不満)なし
オイシックス公式サイトとFAQに書いてある事実味・量・子どもの反応・使い勝手

オイシックスは使ったことがありません。オイシックスの仕様は公式情報を参照しています。うちに合うかどうかは、その仕様から考えた判断で、使って確かめた感想ではありません。

両方を実際に使って比べた記事も世の中にはあるので、味や量の実感を知りたい場合は、そちらも読んでみてください。

まとめ

オイシックスとパルシステムの分かれ目は、受け取り方、仕組み、ミールキットの中身の3つでした。

うちの注文額だと、1回あたりの手数料はパルシステムのほうが安く、頼まない週はオイシックスのほうが安く済みます。未就学の子がいる家庭は、パルシステムのキッズ特典も確認してください。

うちは置き配ができることが決め手で、パルシステムを続けています。日時を決めて受け取れて、副菜まで任せたい家庭なら、オイシックスを試してみる価値はあると思います。

パルシステムの公式サイトを見る

オイシックスの公式サイトを見る

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この記事を書いた人

東京在住・30代会社員・2児の父・初心者ブロガー。会社員の経験を生かした業務効率化につながるスキルアップの情報や、資産形成に向けた固定費削減方法など紹介しています。

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