小学生になると、子どもが一人で動く時間が急に増えます。
学童からの帰り道。放課後の公園。習い事の行き帰り。
「今どこにいるんだろう」と思う場面が、毎週のように出てきます。
そこで小学生向けの見守りGPSを調べ始めると、たいてい手が止まります。
子供用GPS、キッズGPS、見守りGPS。呼び方もばらばらで、機種の数も多く、月額も似たような金額です。どれも同じに見えてしまいます。
ただ、実際に半年使ってみて分かったことがあります。
迷うポイントは、機種の数ほど多くありません。
最初に決めるのは「話せる機能が要るかどうか」。ここでほぼ絞れます。
この記事では、小学1年生の娘に半年間持たせているBoTトークを軸に、みてねみまもりGPSとあんしんウォッチャーを加えた3機種を、おすすめ順に比較します。
本記事は2026年8月時点の情報です。
迷ったらこれ
学童・習い事・公園から、子どもが一人で移動する場面があるなら「BoTトーク」のトークプランです。
わが家は入学から2週間ほどで、学童から一人で帰ってきてもらうようになりました。
それができているのは、位置が見えるからではなく、声でやりとりできるからです。
30秒でわかる、自分に合う1台
3つの質問に答えるだけで絞れます。
Q1. 学童・習い事・公園から、子どもが一人で移動する場面があるか
Q2. 「今どこにいるか」だけでなく、声を聞いて安心したいか
Q3. 1年以上使う予定があるか
| 答え | 向いているのは | 決め手 |
|---|---|---|
| Q1かQ2がYES | BoTトークを見る | 位置の更新がいちばん速い |
| Q1かQ2がYESで、充電の回数を減らしたい | みてねみまもりGPSトークを見る | 電池がBoTより1週間ほど長い |
| Q1かQ2がYESで、防犯ブザーも持たせたい | みてねみまもりGPSトークPlusを見る | ブザーと画面が一体 |
| Q1もQ2もNOで、Q3がYES | あんしんウォッチャーを見る | 1年目の総額がいちばん安い |
| Q1もQ2もNOで、Q3もNO | あんしんウォッチャーLEを見る | 本体が約半額 |
話せる機能が要るかどうかで、最初に大きく2つに割れます。
あんしんウォッチャーには通話にあたる機能がありません。そこが最大の分かれ目です。
小学生向けGPS3機種のちがいを表で見る
スマホで見やすいように、表を3つに分けています。
色が付いているところだけが、実際に差がある項目です。色のない行は、どれを選んでもほとんど変わりません。
基本のスペック
| BoTトーク | みてね | あんしんウォッチャー | |
|---|---|---|---|
| 運営 | ビーサイズ | MIXI | KDDI |
| 本体の価格帯 | 5千円台 | 5千円台〜7千円台 | 通常版 1万1千円前後/LE 5千円台後半 |
| 大きさ | 50×50×21mm | 50×50×22mm (トークPlusは50×98.2×20mm) | 50×50×18.8mm |
| 重さ | 58g | 63g (トークPlusは89g) | 53g |
| 契約の縛り | なし | なし | なし |
| 解約金 | 0円 | なし | なし |
⚠️ 本体価格の差は、1年目の総額では逆転します。あんしんウォッチャーは月額の無料期間が長いためです(後述)。
⚠️ トークPlusだけ縦に長い(98.2mm)。ほかは50mm角のほぼ同サイズです。防犯ブザーと画面が付いている分、重さも89gと重くなります。
月額とプラン
| GPSだけ | 話せるプラン | |
|---|---|---|
| BoTトーク | 528円 | 748円 |
| みてね | 528円(お知らせボタン) | 748円(トーク/トークPlus) |
| あんしんウォッチャー | 539円 | なし |
月額はほぼ横並びです。違うのは「話せるプランがあるかどうか」だけです。
できること
| BoTトーク | みてね | あんしんウォッチャー | |
|---|---|---|---|
| 話せる機能 | ボイスメッセージ | ボイスメッセージ | なし |
| 位置の更新 | 最短1.5分 | 2〜3分 | 移動中およそ3分 |
| 電池のもち | GPSだけなら最長1ヶ月超 話せるプランは最長2週間超 | 最大約3週間 (お知らせボタンは最大約2ヶ月) | 最大1.5ヶ月 |
| 防水 | IP55 | IP55(トークPlusはIP54) | IP55 |
| 学校への持ち込み | 「持ち込める」と明記 | 学校のルールを確認と記載 | 公式サイトに記載なし |
| 買う | BoTトークを見る | みてねみまもりGPSトークを見る | あんしんウォッチャーを見る |
防水はどれもIP55で、差がありません。比較のポイントにはならないので、そこは気にしなくて大丈夫です。
いちばん大きいのは話せる機能の有無です。次に見るのは電池のもちと、本体の大きさ。この3つでほぼ絞れます。
そもそも「話せる機能」は必要なのか
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。
「話せる機能」は電話ではありません
先に、用語を整理しておきます。
ここでいう「話せる機能」は、電話のような通話ではありません。ボイスメッセージ、つまり録音した短い音声を送り合う仕組みです。
リアルタイムの通話ができる端末が欲しい場合は、キッズケータイやスマートウォッチが別の候補になります。
ただし小学校では通話端末の持ち込みルールが別に決まっていることもあるので、その場合は先に学校へ確認してください。
学童から一人で帰れるようになりました
わが家はBoTトークのトークプランを、毎日使っています。
娘は学童に通っていますが、入学から2週間ほどで、一人で帰ってきてもらうようになりました。
そのときに決めた約束が1つだけあります。「学童を出たら、メッセージを入れてね」。
これだけで、こちらの安心感がまったく変わりました。
位置だけが見えている状態と、「今出たよ」という声が届く状態は、別物です。
地図の点が動いていても、それが本人の意思で動いているのかは分かりません。声が届くと、そこが埋まります。
公園に一人で行くときも同じです。迎えが必要かどうかを、その場でやりとりできます。
通信の間隔は1分ほどあるので、電話のようにリアルタイムではありません。それでも、わが家ではケータイの代わりとして使えています。
送り迎えが中心なら、GPSだけで足ります
半年使った正直な結論を書きます。
GPSだけのプランは、わが家では選択肢になりませんでした。
もちろん、これは「学童や公園から一人で動く」という前提があってのことです。送り迎えが常にあるご家庭なら、GPSだけで十分に足ります。
話せる機能は、月額が220円上がります(528円が748円に)。
そのかわり電池のもちは短くなります。BoTトークの公称は、GPSだけなら最長1ヶ月超、話せるプランなら最長2週間超です。
「安心が増えるかわりに、月220円と充電の手間が増える」。この交換に納得できるかで決めてください。
話せる機能は、実際どう使うのか
カタログには出てこない部分を書いておきます。ここは半年毎日使って初めて分かった話です。
ボタンは最後までしっかり押し続ける
BoTトークのボイスメッセージは、ボタンを押しっぱなしにして話す方式です。
使い始めに戸惑ったのは、ボタンをしっかり押さないと、途中で録音が切れることでした。
話している最中に指の力が緩むと、そこで入力が終わってしまいます。
もう1つあります。押した直後と、離す直前の音声は入りません。
なので、前後に0.5秒くらいの余白をつくって話す必要があります。「(間)学童でたよ(間)」という感じです。
最初の数日は、これで何度かメッセージが途中で切れました。
ただ、どちらも慣れの問題です。1週間もすれば意識しなくなりました。
先に知っておくと、最初のつまずきがなくなります。
・ボタンは最後までしっかり押し続ける ・話し始める前と話し終わったあとに、0.5秒ずつ間を置く
公園では外したがります
もう1つ、本体そのものについて。
サイズが小さいので、普段は子どもも気にしていません。
ただし公園では話が別で、遊ぶときには外したがります。そこだけは声かけが必要でした。
BoTトークの詳しい解説
わが家が実際に使っている機種です。
運営はビーサイズという日本の会社で、本体は公式サイト・楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングで買えます。家電量販店などの実店舗では売っていません。
筆者が使っているのは第5世代
現行は第6世代になります。
ただ、2つの違いは「見守りウォレット機能」の有無だけで、位置情報の性能・電池のもち・大きさは同じです。
なので、この記事に書いた使用感は、そのまま第6世代にも当てはまります。第5世代も併売されています。
位置の更新はこの3機種でいちばん速い
公称で最短1.5分(頻度を優先する設定のとき)。みてねが2〜3分、あんしんウォッチャーが移動中およそ3分なので、数字の上ではBoTがいちばん速いです。
更新が速いと、通学路のどこにいるかを追いやすくなります。
精度そのものについては、実感を書いておきます。多少ずれることはあります。
ただ、小学生の見守りで知りたいのは正確な番地ではありません。「学童を出て、いまどのあたりか」が分かれば足ります。
その用途では、精度で困ったことは半年間ありませんでした。
シリコンケースは別売り。ここは地味に効きます
わが家はシリコンケースに入れて使っています。写真のピンクの四角がそれです。

このケースは本体に付属しません。別売りで、色はチェリー・マロン・ミントの3色。単体だと2千円前後します。
第6世代には、見守りウォレット機能に対応した専用のシリコンウォレットも別売りであります。こちらは3千円弱です。
販売ページでは本体単品とセットを選べるようになっています。買うときは「ケース込みかどうか」で総額が変わるので、構成を確認してから買ってください。
落としたときやぶつけたときの安心感は、付けたほうが違います。わが家は紐でつないでいるので、ケースがあると付けやすいという理由もあります。
充電は週1回。ただし実力はもっとありそう
わが家は週に1回充電しています。ただ、これは「減ってきたら充電したくなる」という筆者の性格によるものです。
充電するときに、たいてい半分くらい残っています。逆算すると、話せるプランでも2週間程度はもちそうです。
公称の「最長2週間超」とだいたい合っています。
防水はIP55。ただし水没には対応していません
ここは調べるときに少し迷った部分なので、書いておきます。
製品ページには「生活防水 防塵 耐衝撃」としか書かれていません。等級はサポートページのほうに載っています。
そこにはこう明記されています。「BoTは、生活防水性能(IP55)を有していますが、水没には対応していません」。
IP55は、あらゆる方向からの水の噴流を受けても有害な影響がない、という等級です。雨や水しぶきは想定の範囲、ということになります。
一方で禁止事項も明快です。水没させること、水に濡れたまま充電することはしないように、と書かれています。
等級の情報が製品ページではなくサポートページにあるので、見つけにくくなっています。
「防水の記載がない」と思って候補から外してしまうと、もったいないところです。
なおみてねもあんしんウォッチャーもIP55(みてねのトークPlusのみIP54)。3機種とも同じ水準なので、ここは選ぶ基準になりません。
では実際に使ってみてどうか。ここはわが家の実例を書きます。
半年のあいだに、大雨の日も台風の日もありました。
そのときBoTを鞄の中にしまっていたかというと、していません。ケースに入れて肩から掛け、画面はむき出しのままでした。
それで今のところ不具合は起きていません。
ただし、これは筆者の1台・半年の話です。等級が示すのは試験条件での性能であって、どんな使い方でも壊れないという意味ではありません。
水没させないこと、という公式の注意は守ってください。
向いているのはこんな場合
学童・習い事・公園から子どもが一人で動く。位置だけでなく声のやりとりが欲しい。更新の速さを重視したい。
向かないのはこんな場合
送り迎えが常にあって話せる機能が要らない。充電の頻度をできるだけ減らしたい。
みてねみまもりGPSの詳しい解説
家族向け写真アプリ「みてね」を運営するMIXIの製品です。
この記事で扱う3ブランドのうち、BoTトークといちばん近い立ち位置にあります。
3つのモデルがあります
| モデル | 本体の価格帯 | 月額 | 話せる機能 | 電池 | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|
| トークPlus(MB06) | 7千円台 | 748円 | ボイスメッセージ+防犯ブザー+画面 | 最大約3週間 | 89g |
| トーク(MT05) | 5千円台後半 | 748円 | ボイスメッセージ | 最大約3週間 | 63g |
| お知らせボタン(MG05) | 5千円台 | 528円 | なし(お知らせボタンのみ) | 最大約2ヶ月 | — |
ここを見ると分かりますが、BoTトークと価格・月額がほとんど同じです。
話せるプランが748円、GPSだけが528円という構成まで一致しています。
強いのは測位方式と電池
測位はGPS衛星5種に加えてL1/L5デュアルバンドに対応しています。受信する電波の種類を増やして精度を上げる仕組みです。
電池は話せるモデルで最大約3週間。BoTトークの「最長2週間超」より1週間ほど長く持ちます。
移動履歴は3ヶ月保存されます。契約の縛りと解約金はありません。
トークPlusだけは大きさに注意
防犯ブザーと画面が付いた上位モデルですが、縦98.2mm・89gと、ほかより一回り大きくなります。
ほかの2モデルとBoTトークは50mm角・60g前後なので、そこは持たせる前に見ておいてください。
向いているのはこんな場合
話せる機能は欲しいけれど、充電の回数もできるだけ減らしたい。防犯ブザーも一緒に持たせたい(トークPlus)。
向かないのはこんな場合
位置の更新の速さを最優先したい(BoTのほうが公称値は速い)。できるだけ小さく軽いものを持たせたい(トークPlus)。
防犯ブザーと画面が付いた上位モデルもあります。
話せる機能が要らない場合は、電池が最大約2ヶ月もつモデルが選べます。
あんしんウォッチャーの詳しい解説
KDDIが出している製品です。auの契約がなくても使えます。
先に、いちばん大事な点を書きます。
この機種には話せる機能がありません。ボタンを3秒押すと今いる場所を通知する機能はありますが、声のやりとりはできません。
前の章に書いたとおり、わが家の使い方だとここが決定的でした。ただし送り迎えが中心のご家庭なら、この機種の弱点にはなりません。
強いのは電池のもちと軽さ
公称で最大1.5ヶ月です。話せるプランのBoT(最長2週間超)やみてね(最大約3週間)と比べると、段違いに長く持ちます。
ただし、話せる機能なしのモデル同士で比べると上がいます。みてねのお知らせボタンは最大約2ヶ月で、こちらのほうが長持ちします。
それでも充電の手間を減らしたい場合、この差は実用上かなり大きいところです。
もう1つ、3機種のなかでいちばん軽い53gです。厚みも18.8mmといちばん薄くなっています。
防水はIP55。契約の縛りはなく、2年目以降も手続きなしで続けられます。
通常版とLEの違いが分かりにくい
KDDIは機能・仕様に違いはないと明記しています。中身は同じです。
違うのは2つだけです。
・本体の価格帯(通常版が1万1千円前後、LEが5千円台後半) ・月額の無料期間(通常版は最大12ヶ月、LEは初月のみ)
つまり「本体が安いほうが得」とは限りません。本体の差より、無料期間11ヶ月分の差のほうが大きいためです。
1年以上使うつもりなら通常版、短く試したいならLE、という選び方になります。
向いているのはこんな場合
話せる機能は要らない。1年目の総額をいちばん安く抑えたい。1年以上使うつもりがある(その場合は通常版)。
向かないのはこんな場合
子どもと声でやりとりしたい。学童や公園から一人で帰ってくる場面がある。
短期間だけ試したい場合は、本体の安いLEという選択肢もあります。
学校への持ち込みは実際どうしているか
小学生にGPSを持たせるとき、いちばん先に気になるのがここだと思います。
調べても実例がほとんど出てこなかったので、わが家の場合を書いておきます。
手続きは届出1枚だけでした
娘が通っているのは区立の小学校です。
持ち込みの手続きは、最初に1枚の届出を出すだけでした。扱いはケータイと同じです。
持たせ方はこうしています。登校中は本体を肩から掛け、学校に着いたらランドセルにしまう。
紐でつないでいるので、そのまま入れておけます。
忘れた日も何度かありました。ただ、そのときも特に困ったことはありません。
毎日必ず持たせなければいけない、と気を張る必要はないと思います。

写真はお出かけのときのものですが、学校へ行くときも付け方は変わりません。カバンがランドセルになるだけです。
各社の書き方はそろっていません
学校の対応は自治体や学校ごとに違います。
ここに書いたのは、あくまで筆者の子どもが通う区立小学校での話です。
持ち込みに関する各社の書き方も、実はそろっていません。
BoTトークの公式サイトは「学校に持ち込める」と明記していて、音が鳴らないサイレントモードも標準です。
みてねは「学校のルールをご確認ください」と案内しています。
あんしんウォッチャーの公式サイトには、持ち込みについての記載が見当たりませんでした。
いずれにしても、先に学校へ確認するのが確実です。
1年でいくらかかるのか
小1の入学準備は、ほかにも出費が重なる時期です。ここは気になるところだと思います。
本体と月額を合わせた、1年目のおおよその金額を出しました。
話せる機能なしなら、1年目は1万1千円台。
話せる機能ありなら、1年目は1万4千円台。
差はおよそ3千円です。
同じグループの中では数百円しか変わりません
話せる機能なしの3つ(あんしんウォッチャー通常版・BoTのGPSプラン・みてねのお知らせボタン)は、1年目の合計がほぼ並びます。
話せる機能ありの2つ(BoTのトークプラン・みてねのトーク)も同じで、差は数百円です。
つまり価格では決まりません。
いちばん効くのは、話せる機能が要るかどうかです。
なお、これは公式に出ている本体価格と月額から計算した金額です。本体の実売価格はセールなどで動くので、最新の価格は販売ページで確認してください。
BoTトークのシリコンケースのように、別売りのアクセサリーを足すとその分だけ上がります。ケース込みのセット商品もあるので、買う前に構成を見てください。
BoTトークを見る / みてねみまもりGPSトークを見る / あんしんウォッチャーを見る
AirTag(エアタグ)で代用できないのか
月額がかからないので、子供用GPSの代わりとして候補に挙がりやすい選択肢です。
仕組みがまったく違います
Appleの公式サイトによると、AirTagはBluetoothの信号を出し、近くにある「探す」ネットワーク上のデバイスがそれを検知して、位置情報をiCloudに送る仕組みです。
ここが重要な点です。AirTag自体が位置を測っているわけではありません。
つまり周囲にiPhoneなどのAppleデバイスがあって、はじめて位置が分かります。
一方、この記事で扱った見守りGPSは、本体が自分で測位して、自分の通信回線で位置を送ります。月額がかかるのはそのためです。
そしてAirTagには話せる機能がありません。この記事の結論からいうと、そこが最大の違いになります。
「AirTagは人の追跡用に設計されていない」と説明している記事は多くありますが、その趣旨の記載をApple公式サイト上で見つけることはできませんでした。
そのため、ここでは公式に書かれている仕組みだけを根拠にしています。
よくある質問
契約の縛りや解約金はありますか
今回比較した3機種は、いずれも契約の縛りがなく、解約金もかかりません(各社の公式サイトの記載による)。あんしんウォッチャーは2年目以降も手続きなしで継続できると明記されています。
電池はどれくらいもちますか
公称値はこうなっています。
BoTトークが最長1ヶ月超(GPSのみ)から最長2週間超(話せるプラン)。みてねが最大約3週間で、お知らせボタンのモデルだけ最大約2ヶ月。
あんしんウォッチャーが最大1.5ヶ月です。
筆者は話せるプランを週1回充電していますが、そのとき半分ほど残っています。
位置の精度はどれくらいですか
公称の更新間隔は、BoTトークが最短1.5分、みてねが2〜3分、あんしんウォッチャーが移動中およそ3分です。
精度の実感は本文に書いたとおりで、多少ずれても用途の上では困っていません。
雨の日でも大丈夫ですか
3機種とも防水はIP55(みてねのトークPlusのみIP54)で、雨や水しぶきは想定の範囲です。
ただしどれも水没には対応していません。プールやお風呂に持ち込まないよう、子どもに伝えておいてください。
子どもが嫌がりませんか
サイズが小さいので、普段は気にしていません。ただし公園で遊ぶときは外したがるので、そこだけ声かけをしています。
まとめ
最後に整理します。
小学生向けの見守りGPSは、機種選びで迷う点が実はほとんどありません。
3機種ともスペックに大きな差はなく、1年目の金額も同じグループの中なら数百円しか変わりません。防水もすべてIP55で横並びです。
いちばん大きい分かれ目は、話せる機能が要るかどうかです。
選ぶ順番
- まず、子どもが一人で動く場面があるかを考える
- あるなら話せるプラン、ないならGPSだけのプランに絞る
- そのうえで、電池のもちと本体の大きさで機種を決める
この順番で見れば、比べる項目はぐっと少なくなります。
学童・習い事・公園から子どもが一人で動く場面があるなら、話せるプランを選んでください。
わが家が入学2週間で一人帰宅に切り替えられたのは、位置が見えるからではなく、声でやりとりできるからでした。
迷ったらこれ
位置の更新がいちばん速く、月額も話せるプランで748円。わが家が半年使っている機種です。
充電の回数を減らしたいなら
価格も月額もBoTトークとほぼ同じで、電池が1週間ほど長く持ちます。
話せる機能が要らないなら
電池が最大1.5ヶ月ともち、3機種でいちばん軽い53gです。1年以上使うなら通常版が有利。ただし声のやりとりはできません。
見守りGPSは、持たせて終わりの道具ではありません。子どもと約束を決めて、はじめて機能します。
わが家の約束は「学童を出たらメッセージを入れてね」の1つだけでした。それだけで、任せられる範囲がぐっと広がりました。

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